洋式水洗トイレで詰まりや水漏れを起こりやすい原因

総務省が2020年2月に調査したところ、国内の全世帯のうち約74%が洋式水洗トイレを設置しているという結果が明らかになりました。

日本では1990年代前半までは和式トイレが主流で、水洗式と汲み取り式の2種類で構成されていたのが特徴です。ところが2000年以降になると、バリアフリーの観点から洋式トイレの方が利便性が良いと考える方が増加し、都心部だけでなく郊外でも下水道網が充実したことも追い風となって洋式トイレの需要が高まりました。洋式トイレは和式トイレとは異なった構造をしており、必ず便器と水洗タンクが一体になっています。

これは和式トイレよりも多い水量を使用するためであり、水道管と直結させて水圧を高めているからです。常に2L以上の水を便器内に蓄えた状態となっているので水漏れをしやすくなります。また、洋式トイレは排水管は直径12cmとJIS(日本工業規格)で定められおり、一度に大量のペーパーを流すと排水管詰まりが起こりやすくなっています。これらの問題を未然に防ぐために、2015年から以前の和式トイレのような外付け水洗タンクを備えたものや、直径16cmの排水管となっている洋式トイレが各社メーカーから販売され始めました。

一般家庭では1日に数回程度しか利用されないトイレですが、公共施設や学校・会社などでは大人数で共用するため、排水管詰まりと水漏れといったトラブルが多発しやすい傾向があります。以前の洋式トイレでこれら詰まりや水漏れを頻繁に起こしている場合は、仕様変更されたものを設置するのが望ましいでしょう。

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